2020年2月2日日曜日

ボールペン画 オオハシ

今回はオートのグラフィックライナー005というボールペンでオオハシを描きました。オオハシは大きなクチバシが特徴の鳥です。南国の鳥と言えばこの鳥を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。つぶらな瞳もかわいいですね。

さて、今回使用したグラフィックライナーは水性ボールペンです。水性ボールペンは書き味が軽くて個人的に好きなペンなのですが、線が太く、滲みやすいのでイラストには向かないと感じていました。

一般的な水性ボールペンは細いものでもボール径が0.5mmなのですが、最近グラフィックライナー005がボール径0.3mmの製品だと知ったので、線の太さの問題が解決するのではと期待して購入してみました。
ボール径が0.3mmなのに製品名が005というのはちょっと分かりにくいですね。このペンはミリペンの用途を想定しているので、ミリペンの005と同じ位の筆記線幅になるということで、こういった製品名になっているようです。

さて、グラフィックライナー005の実際の筆記線幅ですが、筆圧をしっかりかけてゆっくり書いた場合はボール径1.0mmの油性ボールペンより若干太い、筆圧弱めですばやく書いた場合はボール径0.5㎜の油性ボールペンとほぼ同じといった感じでしょうか。
筆圧を上手くコントロールできれば線の太さの問題は解決できそうです。

水性ボールペンのもう一つの問題点である滲みに関して述べます。書いたときにぼんやりと滲んでくれる分にはまだ良いのですが、紙によってはヒゲ状に滲んでしまいます。大げさに言うと線が毛虫みたいになってしまいます。

滲み方は使用する紙に大きく依存しますので、手持ちの紙の中から滲みにくい紙を探してみました。調査した中ではマルマンのスケッチブックが良かったので今回使用してみました。スケッチブックの様に柔らかい紙は、描くときに紙が凹んでしまうのでボールペン画にはあまり向かないのですが、水性ボールペンは筆圧が弱くても描けますので、そこまで相性は悪くない印象です。
でも固い紙の方が描きやすいのは事実ですので、紙に関してはまだ研究の余地がありそうです。


ペン:オート グラフィックライナー 005
紙:マルマン スケッチブック 図案スケッチパッド B5




0 件のコメント:

コメントを投稿