2020年3月12日木曜日

ボールペン画 トナカイ

今回、オートのニードルポイント スリムラインでトナカイを描きました。
季節外れの感はありますが、面白い角の形をしたトナカイだったので描いてみたくなりました。それにしてもこんなに角が大きくて邪魔ではないのでしょうか。トナカイの気持ちはわかりませんが、ちょっと気になります。

今回使用したボールペンはニードルポイント スリムラインという油性ボールペンです。ボール径は0.3mmです。前回まで使用していたレトリコボールで緻密な絵を描くのが楽しかったので、さらに細い線が書けるボールペンを探してこのペンにたどり着きました。実際に使用してみると筆記線幅がとにかく細いです。ボール径以上の差を感じます。インクの違いが影響しているのかもしれません。この筆記線幅のおかげで非常に緻密な絵が描けました。

さてこのスリムラインですが手帳用のボールペンということもあり本体も非常に細いペンです。個人的に細身のペンは好みなのですが、さすがにここまで細いと多少使いづらさを感じますね。ただ、それ以上に絵を描いていて気になったのがペン先のがたつきがやや大きいところです。ノック式のボールペンなので多少仕方のない面はありますが、もう少し口金の精度を頑張って欲しいところです。


ペン:オート ニードルポイント スリムライン 0.3mm
紙:長門屋商店 OAマルチケント紙 美彩紙 B5




2020年3月1日日曜日

ボールペン画 カニ

今回、サクレクレパスのレトリコボールでカニを描きました。
カニの表面は凸凹している上に、光源が複数ある状況なので影やハイライトが複雑に発生していて描くのが大変でした。

ペンは今回もレトリコボール04です。前回使用して細い線で緻密な絵を描くのも楽しいと思いましたので、また採用しました。ただ線が細いので、描き上げるまでに時間がかかりますね。
このレトリコボールのインク色は油性ボールペンらしく若干青味がかっており、光沢もあります。個人的にこの色のために油性ボールペンはイラストに向かないと思っていたのですが、描いてみるとこれはこれで良いと思うようになりました。いかにもボールペン画という感じで、雰囲気のある絵になりますね。
ただ他のペンと組み合わせて使用するのには向かないでしょう。例えば線はボールペン、ベタは筆ペンといった描き方をすると、インクの色味が異なるので違和感が出ると思います。


ペン:サクラクレパス レトリコボール04
紙:長門屋商店 OAマルチケント紙 美彩紙 B5